夢はプロサッカー選手の息子、素人の父

2020年2月、小学校入学目前にサッカーを始めた息子と、サッカー素人の父です。

大晦日 蹴り納め

今年の2月にサッカーを始めた次男。
「サッカー選手になりたい!」突然の宣言に、
サッカーとは全く関係のない人生を歩んできた素人父&素人母はビックリでしたが、
次男の純粋な夢をなんとか応援したいと、我が家のサッカーロードが始まりました。


チーム選びは地元の少年団ではなく、クラブチーム。
これは、素人父が土日が休める保証のない仕事であることから、
お当番などでのフォローが不可能だから。


なぜか室内用のフットサルシューズでサッカーをははじめ、
始めて1か月でコロナにより活動自粛。
再開したのは6月に入ってから。
自粛中の3か月間は、とくに自主練をすることもなく、
なんとなく過ぎていき、活動再開後に、自主練開始。
キャンセル待ちだったスクールがあれよあれよという間に空きが出て、
平日はクラブチームの練習&スクール×3。
ほぼ毎日のサッカー生活。


そんなこんなであっという間に大晦日。
近所の公園での自主練。
これで2020年、蹴り納め。
ぶきっちょな次男のコーンドリブルは相変わらずですが、
リフティングは自己記録更新。
利き足60回。
2年生に上がる前に100回行くのが目標でしょうか。


シュートの練習してみるものの、インステップでのキックがうまくいかないよう。
当然、素人父もインステップキックなどできないので、
教えられないのが親として、なんとなく申し訳ない。
まぁ、たくさん蹴ってうまくなってくれ!!


家に帰ってTVを見るも、
しばらく見ない間に、格闘技はチンピラの運動会に成り下がり、
紅白歌合戦は、かわいいけどよく知らない女の子のカラオケ大会。


高校サッカーの1回戦、
埼玉出身の素人父は、
昌平高校のアディショナルタイムの同点弾に絶叫。
公立高校出身の素人父はなんとなく公立びいきで、
私立にはちょっと思うところがあるものの、
純粋に今日の試合は感動しました。


2021年、次男のサッカーはどうなることやら。
1年生のうちにリフティング利き足100回、2021年中に両足100回ずつ。
チーム内格付けで8位以内をキープし、常にAチーム。


そんな風になればよいなぁ。

サッカーをやる上で、現在唯一の長所

リフティングの自己記録を更新したものの、
その後は、何回か20回を超えたくらいで、
あの「45回」は夢だったんじゃないか…そんな気がしてきた今日この頃。
インスタグラムをのぞいてみると、
年長さんで1000回超えるお子さんもいるんですって。


Aチームはポジション決めて、本格的なサッカーに移行し始めているようです。
コーチもますます厳しくなり、練習も激しさを増すばかり。
Bチームはまだまだお団子サッカー。
練習中も、技術体力うんぬんより、精神的な幼さが残ります。
ほかの子にチャチャを入れてみたり、ダラダラしてみたり…。


AとBとでこんなに違うものなのか、コーチの接し方も変わってきます。
Aチームに要求するレベルが高いがゆえに、
それに比例するかのように態度も厳しくなっていきます。
Bチームには、まだ何も求めていない感じ。
AとBのちょうど瀬戸際にいる我が家の次男、なんとかAチームに!
しかし、我が息子ながら、なかなか良いところを見つけることができません。
相変わらずボールコントロールはイマイチだし、体力もないので後半バテバテ、
学校のクラスでは大きい方のはずが、クラブチームだと真ん中よりもちょっと小さいくらい。


そんな中、見つけました。
今のところ唯一の長所。
それは、
「寝つきがすこぶる良いこと」
長男の場合、ベッドに入ってから30分くらい寝付けないなんてザラですが、
次男の場合、1分あれば寝れちゃう感じ。
眠いとか眠たくないとかあまり関係なく、
ベッドに入れば寝れてしまう。
これは立派な才能なのではないか、
そう思えてきました。
ストップウォッチで計ったことはありませんが、
実際に計ってみたら、秒で寝てるんじゃないか?そんな寝つきの良さです。


長男の一緒にベッドに入り、
翌朝一緒に起きる。
眠りにつくまで30分の長男と秒の次男。
そのまま睡眠時間が30分違ってきます。
この差は大きい。


こつこつ自主練に励みながら、
よく食べ、よく寝る。
大きく育ってほしいと思います。
クラブチームには、またまた上手な子たちが入ってきたそうです。
やっぱり強いチームには、強い子が集まってくるんですね。
強いチームが強い子を産むのではなく、
強いチームには強い子が集まってくる。
この先、なかなか厳しい現実が待ち受けていそうです…。

ブレイクスルーは突然に

11月最後の日曜日、
ちょっとした招待試合に参加した我が家の次男。
5人制で、全部で6チーム。次男が所属するクラブチームは2チームで参加。
1年生&幼稚園で20人ほどが集まり、実力順にA,Bチームを編成。
「均等には分けないんだ…」と眺めていたら、
次男はAチーム。
1年生と幼稚園合わせて二つに割ったら、上のクラスには入れる模様。
でもだいぶギリギリだわ、コレ…。
こじんまりとはしているものの、いちおう“大会”形式なので、
勝ちに行く姿勢のAチーム。
試合に出てるのは所謂“スタメン”と呼んでも良い実力上位の5人。
次男は“Aチームの2軍”といったところで、全7試合中、出たのは1.5試合くらい。
結果、Aチームは優勝、Bチームは最下位。
見ていて感じたのは
所謂“Aチームのスタメン”は、近隣のチームに比べても圧倒的に強いということ。
“Aチームの2軍”は他のチームに比べても大差なく、
“Bチーム”に限って言えば、正直「弱い」ということになる、ということ。
“Aチームのスタメン”のうち、
4人は次男よりも後にクラブチームに入ってきた子たちで、
入ってきた時から上手だった子たち。
“Aチームの2軍”は、次男と同じくらいにクラブチームに入った子が多く、
Bチームは次男よりも後から入った初心者の子たち&幼稚園児。


うむむ…、チームだけでは上手にならず、
だからみんなスクールに通う…そういうことか。
ウチの子もスクール通ってるんだけどなぁ。
まずは同じくらいのレベルの子たち、
“Aチームの2軍”から抜け出ることが目標でしょうか。


近隣の4チームが集まった今回の招待試合。
所謂“少年団”が2チーム。
クラブチームと少年団、だいぶ雰囲気というかチームカラーが違うのも面白かったです。
次男の通うクラブチームは、
体育会系の厳しい鬼コーチが率いるリトル侍の趣。
試合中ボールが当たって辛そうにしていたら
「痛がってんじゃねえよ!」と怒号が飛ぶ…みたいな。
それはそれでどうかとも思いますが、
2つの少年団は「みんなで楽しくサッカーしようね!」という雰囲気ですが、
よく言えば自由で楽しそう、悪く言えば緩い、しつけがなってない…。
普通のお父さんが、チームを率いているようなので、
やっぱり「よそのウチの子は叱りづらい」とかあるのかしらん。
・ほかのチームの試合中にフィールドを横切る(何度も)
・試合中に大声で喚く
・試合に出られないと駄々をこねる
隣で見ていてなんだかなぁ…と。
試合中、強めのボールが当たった子が3人くらい半ベソかきながら、
フィールドから出ていきました。
たまたま今回の2つのチームがそうだっただけで、
すべての少年団がそうではないとは思いますが、
とりあえず、うちはクラブチームで良かったなと。
近隣には強豪少年団もあり、そちらはきっと
もっとしっかりとした育成体制が整えられているのだろうと想像しますが、
やっぱりチーム選びは大切だなと思いました。


時間を見つけてリフティングの練習。
最近、土日は近くの小学校の校庭開放を利用しての自主練が多く、
昨日の試合後も、午後から自主練。
ずっと最高記録18回を更新できなかった次男のリフティング。
この日も
5回、3回、9回、16回…「ああ、もうちょっとで自己記録更なのに!」
2回、12回、6回、3回…「18回はマグレだったのかねぇ」
ってな感じで、続けていたところ…
4回、9回、5回、45回「45回!?えっ、どうしちゃったの!?」
と、なぜか突然自己記録更新です。
しかも、18回から45回って…。
なぜ、突然大幅に自己記録が更新できたのかはわかりません。
その後も、しばらく練習しましたが、
10回超えたのは2回だけ。20回超えたのは1度もなし。
あの45回は何だったのか…?
リフティングの回数というのは
たぶん技術的なものよりも、精神的なものの影響をより強く受けるということでしょうか。
たまたま集中力がうまく働いて、大幅な記録更新ができたのだと思います。
1年生のうちに利き足100回を目指して頑張ってほしいと思います。


話は変わって、
「鬼滅の刃」最新巻まで読み終わりました。
残すは今月発売する最終巻のみのようですが、
結局なにがここまでヒットしている要因なのか、よくわかりませんでした。
つまらなくはないですが、自分では決してコミックスを買わないな…と。
ネットの評判や分析を見てみると、
どうやら「鬼滅の刃」の人気を支えているのは
小学生&これまで王道の漫画を読んでこなかった若い女性&お母さん世代
との見方があることがわかりました。
あと「アニメから入った」という人も多く、
それゆえ作品だけでなく、声優さんの人気もすごいのだとか。
なるほど…
アニメ見てない&割と王道のマンガ読んできている素人父が感じた
「このシチュエーションはあの漫画と似てるな…っていうかそんなのばっかり」
「技名叫んでるだけで、具体的にどんな技かわかりづらいな」
「人名の漢字読みづら!」
などといった不満点は、「鬼滅の刃」支持層には無縁そうです。
大ヒットの秘訣は内容にあるのではなく、
コア層ではなくライト層にどう訴求させるのか、ということ。
そいうえば、エヴァンゲリオンもそんな感じだったか…勉強になります。


次男のクラブ内格付けは
20人中8位。
人数は増えましたが、順位は変わらず。