夢はプロサッカー選手の息子、素人の父

2020年2月、小学校入学目前にサッカーを始めた息子と、サッカー素人の父です。

ブレイクスルーは突然に

11月最後の日曜日、
ちょっとした招待試合に参加した我が家の次男。
5人制で、全部で6チーム。次男が所属するクラブチームは2チームで参加。
1年生&幼稚園で20人ほどが集まり、実力順にA,Bチームを編成。
「均等には分けないんだ…」と眺めていたら、
次男はAチーム。
1年生と幼稚園合わせて二つに割ったら、上のクラスには入れる模様。
でもだいぶギリギリだわ、コレ…。
こじんまりとはしているものの、いちおう“大会”形式なので、
勝ちに行く姿勢のAチーム。
試合に出てるのは所謂“スタメン”と呼んでも良い実力上位の5人。
次男は“Aチームの2軍”といったところで、全7試合中、出たのは1.5試合くらい。
結果、Aチームは優勝、Bチームは最下位。
見ていて感じたのは
所謂“Aチームのスタメン”は、近隣のチームに比べても圧倒的に強いということ。
“Aチームの2軍”は他のチームに比べても大差なく、
“Bチーム”に限って言えば、正直「弱い」ということになる、ということ。
“Aチームのスタメン”のうち、
4人は次男よりも後にクラブチームに入ってきた子たちで、
入ってきた時から上手だった子たち。
“Aチームの2軍”は、次男と同じくらいにクラブチームに入った子が多く、
Bチームは次男よりも後から入った初心者の子たち&幼稚園児。


うむむ…、チームだけでは上手にならず、
だからみんなスクールに通う…そういうことか。
ウチの子もスクール通ってるんだけどなぁ。
まずは同じくらいのレベルの子たち、
“Aチームの2軍”から抜け出ることが目標でしょうか。


近隣の4チームが集まった今回の招待試合。
所謂“少年団”が2チーム。
クラブチームと少年団、だいぶ雰囲気というかチームカラーが違うのも面白かったです。
次男の通うクラブチームは、
体育会系の厳しい鬼コーチが率いるリトル侍の趣。
試合中ボールが当たって辛そうにしていたら
「痛がってんじゃねえよ!」と怒号が飛ぶ…みたいな。
それはそれでどうかとも思いますが、
2つの少年団は「みんなで楽しくサッカーしようね!」という雰囲気ですが、
よく言えば自由で楽しそう、悪く言えば緩い、しつけがなってない…。
普通のお父さんが、チームを率いているようなので、
やっぱり「よそのウチの子は叱りづらい」とかあるのかしらん。
・ほかのチームの試合中にフィールドを横切る(何度も)
・試合中に大声で喚く
・試合に出られないと駄々をこねる
隣で見ていてなんだかなぁ…と。
試合中、強めのボールが当たった子が3人くらい半ベソかきながら、
フィールドから出ていきました。
たまたま今回の2つのチームがそうだっただけで、
すべての少年団がそうではないとは思いますが、
とりあえず、うちはクラブチームで良かったなと。
近隣には強豪少年団もあり、そちらはきっと
もっとしっかりとした育成体制が整えられているのだろうと想像しますが、
やっぱりチーム選びは大切だなと思いました。


時間を見つけてリフティングの練習。
最近、土日は近くの小学校の校庭開放を利用しての自主練が多く、
昨日の試合後も、午後から自主練。
ずっと最高記録18回を更新できなかった次男のリフティング。
この日も
5回、3回、9回、16回…「ああ、もうちょっとで自己記録更なのに!」
2回、12回、6回、3回…「18回はマグレだったのかねぇ」
ってな感じで、続けていたところ…
4回、9回、5回、45回「45回!?えっ、どうしちゃったの!?」
と、なぜか突然自己記録更新です。
しかも、18回から45回って…。
なぜ、突然大幅に自己記録が更新できたのかはわかりません。
その後も、しばらく練習しましたが、
10回超えたのは2回だけ。20回超えたのは1度もなし。
あの45回は何だったのか…?
リフティングの回数というのは
たぶん技術的なものよりも、精神的なものの影響をより強く受けるということでしょうか。
たまたま集中力がうまく働いて、大幅な記録更新ができたのだと思います。
1年生のうちに利き足100回を目指して頑張ってほしいと思います。


話は変わって、
「鬼滅の刃」最新巻まで読み終わりました。
残すは今月発売する最終巻のみのようですが、
結局なにがここまでヒットしている要因なのか、よくわかりませんでした。
つまらなくはないですが、自分では決してコミックスを買わないな…と。
ネットの評判や分析を見てみると、
どうやら「鬼滅の刃」の人気を支えているのは
小学生&これまで王道の漫画を読んでこなかった若い女性&お母さん世代
との見方があることがわかりました。
あと「アニメから入った」という人も多く、
それゆえ作品だけでなく、声優さんの人気もすごいのだとか。
なるほど…
アニメ見てない&割と王道のマンガ読んできている素人父が感じた
「このシチュエーションはあの漫画と似てるな…っていうかそんなのばっかり」
「技名叫んでるだけで、具体的にどんな技かわかりづらいな」
「人名の漢字読みづら!」
などといった不満点は、「鬼滅の刃」支持層には無縁そうです。
大ヒットの秘訣は内容にあるのではなく、
コア層ではなくライト層にどう訴求させるのか、ということ。
そいうえば、エヴァンゲリオンもそんな感じだったか…勉強になります。


次男のクラブ内格付けは
20人中8位。
人数は増えましたが、順位は変わらず。