夢はプロサッカー選手の息子、素人の父

2020年2月、小学校入学目前にサッカーを始めた息子と、サッカー素人の父です。

おまえはそこでかわいてゆけ

素人父は平日は仕事なので、
次男のサッカーの送迎は、必然的に素人母の仕事。
練習時間+送迎の時間で、
毎日2~3時間は、次男のサッカーに取られてしまい、
家の掃除もままならず、たまっていく洗濯物、洗い物、
長男の塾の宿題も見なくちゃ…他にもやらなきゃいけない仕事は数知れず…
そこまでして時間と労力を費やしているにもかかわらず、
一向に上達する様子のない次男のサッカー。


チームの中でも上手い方とか、
日々上達していく様子が目に見えるようであれば、やりがいもあるし支えがいもある。
しかし、目の前の次男はどんくさそうに走ってるんだか歩いてるんだか…
シュート練習のはずが、一人だけ最初から最後までキーパーをしている、
別にゴールキーパーを目指しているわけでもなく、
ただ何も考えていないのだ。
自主練の際も、ドリブルの回数や、リフティングの回数をごまかそうとする…
果たして、こんな風にいろんなものを犠牲にしてまで、
次男にサッカーをやらせる意味とは、一体なんなんだろうか…?
鬱屈とした日々が続いているが、
素人父に思いのたけを吐露してみても
「本人が楽しいならいいんじゃない?」
「そんなに大変なら、止めてもいいよ」
そういうことではないのだ!


そんな素人母も、鬱屈したスイッチオフの期を過ぎると、
自主練鬼コーチのスイッチオン期に突入
「コーチの話何聞いてんだよ!!」
「チンタラやってんじゃないよ!」
と怒声を浴びせながら近所の公園で、厳しく次男を指導しているんだそう。
※当然、素人母もサッカー未経験です。


そんなスイッチオン、オフ期を繰り返している妻には
負担をかけっぱなしで申し訳ない日々が続いています。


「キメハラ」という言葉があるようです。
社会的ブームになっている「鬼滅の刃」をつまらないと言えない雰囲気、
「まだ見てないの?」「見ようよ」と押し付けてくる行為などのことを言うんだそう。
小4と小1のウチの息子たちも「鬼滅の刃」が大好きで、
この間、素人母と連れ立って映画を見に行ってきました。
そしたら素人母もハマったらしく、
素人父に「アンタも読んでみなさいよ」


ということで4巻まで読んでみましたが、
これから面白くなるんでしょうか?
今のところ面白いと思う要素が一つも見つからず、
・まず根本的に画が下手に見える
・登場人物の名前が気持ち悪い
といったネガな印象しか持てませんでした。
さすがにこんな感想を、「鬼滅の刃」大好きな長男次男には言えないですし、
この後もしかしたら劇的に面白くなるかもしれないので、
もうちょっと読んでみようかなと思います。
「鬼滅の刃」を否定したいわけではなく、僕には今のところ合わない
そういう話です。


「鬼滅の刃」の4巻までで、いくつかのエピソードが出てきましたが、
個人的にはどれも「うしおととら」の各エピソードの足元にも及びません。
「鬼滅の刃」では名言風なセリフが次から次へと出てきますが、
今のところ
「おまえはそこでかわいてゆけ」
を超えるセリフはまだ出てきていません。


社会人になってからはめっきり漫画を読まなくなりましたが、
学生時代は実家に漫画が1000冊あるような青春時代だったので、
そこそこ漫画は読んできました。
・うしおととら
・SLAM DUNK
・柔道部物語
・帯をギュッとね
・湘南爆走族
あたりがお気に入り(だいぶ王道)ですが、
碧也ぴんくの「FIGHT!!」や
岡崎武士の「精霊使い」、
皇なつきの作品群なども好きでした。


今思うと、かなり偏った好みですが、
それでも子供たちに
「漫画なんて読んでないで勉強しろ!」ではなく、
「いっぱい漫画読め!」って言いたいくらい、
漫画からいろんなことを教わった実感があります。


「魁!男塾」や「花の慶次」を読ませて、「真の漢とは」を学ばせたいし、
「シュート!」や「キャプテン」「名門第三野球部」でスポーツのすばらしさ、仲間の大切さを感じてほしい
ギャグセンスは稲中や、和田ラヂオ、ピューと吹く!ジャガー、かってに改蔵あたりで磨いてほしい。


一体、コレは何を書いているんだろうか…。