夢はプロサッカー選手の息子、素人の父

2020年2月、小学校入学目前にサッカーを始めた息子と、サッカー素人の父です。

人には誰しも夢を持つ権利があって、
それでいて、夢はその時期その時期で変化していくものだと思います。
それは環境であったり、年齢を重ねたことによる精神的な成長であったり、
様々な影響を受けて変わっていくものなのでしょう。


素人父は幼稚園の頃、ウルトラマンゾフィーになるのが夢でした。
なんでゾフィーかというと、長兄だからです。
その後、中学に入って柔道を始めたころは、
オリンピックの金メダリストになることを夢みたこともありましたし、
現実的なところに目を向けて、高校から大学にかけては、学校の先生になるのが夢でした。


ゾフィーになるのをあきらめたのは、ゾフィーがこの世の中にいないと気が付いたからでしょうか、幼いころの事なのであんまり覚えていません。
オリンピックの金メダリストをあきらめたのは、自分がそこまで全てを柔道に捧げる事は出来ないと気付いたから。
学校の先生にならなかったのは、なんでなんでしょうか、めぐり合わせですかね。


息子は、将来プロのサッカー選手になりたいと言います。
もしかしたら、それは僕がウルトラマンゾフィーに憧れていたのに近いのかもしれません。


インスタやSNSをみると、
将来サッカー選手を夢見る子供たちの情報を沢山目にすることができます。
プロを目指す子たちは、親と二人三脚で雨の中猛特訓をしたり、
目隠ししてリフティングを曲芸のようにこなし、
ドリブルスクールに通い、海外のサッカーチームのキャンプに通い、
1時間の指導で1万円を超える高額なサッカーの家庭教師なんてものまで…!


そういった環境の中で育っている子や、その親にしてみれば、
「お前らがプロになりたいなんて言う権利ねぇよ!」とか言われそう…。


うちはうち、よそはよそ…。
マイペースに頑張って、熱が冷めたら違う道を進めばいい、そのくらいの感じで。